11月10日 秋期審査会

押忍、さかきばらです。

前日の堺地区審査会に続き、この日は生野小学校にて合同審査会が行われました。

気持ちいい秋晴れの中、受審者は審査に臨みました。

白帯の受審者たちにとっては、緊張の初審査です。

今回は普段の練習以上の力を発揮している人、また反対に普段の練習での力を発揮できていない人がそれぞれ複数名見受けられました。原因は審査独特の雰囲気から来る緊張もあるでしょうが、私が考えるに「普段の稽古への取り組み方」、そして「審査会本番への向き合い方」にあるように思えてなりません。毎回の稽古を大切に積み重ねていきましょう。

さて、今回は土屋洸貴1級が昇段審査に臨みました。日々の研鑽の成果を発揮して、安定感のある移動と型を見せてくれました。そして最後の難関、十人組手。

一人目…

二人目…

三人目…

四人目…

五人目…(私です)

六人目…

七人目…

八人目…

九人目…

最後の十人目…

最後の最後まで前に出続けます…

見事に完遂!

万雷の拍手の中、館長に黒帯を締めていただきます。表情が全てを物語っている様です…

武道の世界では「黒帯を取得して、やっとスタートラインに立てる」といった意味の言葉をよく耳にします。武道はそれほど奥が深いものであり、黒帯取得までの日々の努力によってようやく武道を追究していく下地が作られるのでしょう。また黒帯を取得する稽古の過程において、いくつもの壁を乗り越える事で初めて、厳しさの裏側にある「空手の楽しみ方」が身を持って理解できるという意味合いもあるように感じます。ですから、「一段」ではなく「初段」と称するのでしょう。

杞憂でしょうが、土屋洸貴初段にはここで慢心せずに文武両道、後に続く後輩達に大きな背中を見せて引っ張っていってくれる事を期待しています。

昇段おめでとう!

みんな、よくがんばりました!

11月9日 堺地区 秋期審査会

押忍、さかきばらです。

11月9日に堺地区の秋期審査会が行われました。白帯二名を含む受審者は、終始真剣な表情で審査に臨んでいました。

組手審査の前には全員でミット稽古、審査の点数には関係ありませんが普段より気合が入っています。

審査結果は全員追試無しで合格でした。ですが、今回は課題の残る結果となった受審者が多かったように感じました。悔しい思いをした人もいたかと思いますが、課題が残ると言う事はつまり、上達への道筋が示されていると言う事です。合格したから、と安心して油断するようではそこで成長が止まってしまいます。せっかく審査を受けて新しい帯になるのですから、目を背けずに課題と向き合い成長へのステップとしてくれる事を期待します。

11月9日 片江道場 空手練習

押忍、さかきばらです。

昼間の稽古は気持ちが良いものです。考えてみれば、試合や審査は日中に行われる事が多いですので、身体のリズムを合わせる事も大事な調整の1つとなります。因みに、私は試合の1週間前頃から開始時間に合わせてシャドーを始めます。ご参考までに。