先週に引き続き、今日もらいじ君の妹のるかちゃんが体験に来てくれました。
写真のタイミングが合わず、るかちゃんが蹴っている時には、らいじ君もえいた君ももう蹴り終わった後でした。
私も兄弟で空手を習っていましたので、兄弟姉妹で空手を習っている子供達と見ると、幼かった頃を思い出します。
私は子供の頃は、あまり真剣に空手をしていなかったので、いつも時計を見ては、「まだ始まって15分しか経っていない」、「まだ30分も残ってる」、「あと10分で終わる」とか、早く稽古が終わることばかり考えていました。
そんな私でしたが、空手を辞めようと考えたことはありませんでした。
ダラダラと空手をしていても、意味がないとお考えの保護者の方もおられると思いますが、いつも気持ちを張り詰めて頑張れる人など、中々いてないですし、張り詰めた糸ほど切れやすいものですから、長い空手人生には、そんな時期があっても仕方ないし、あっても良いとも思います。
長い空手人生などと言っても、一生子供に空手をやらせようと思って、道場に来られる保護者の方は、あまりおられないかと思います。
しかし、何事も継続する事は良いことこそあれ、悪いことは無いでしょうから、出来ることなら空手を大人になっても続けて貰いたいものです。
空手を続けて何か良いことがあるのかと思われるかもしれませんが、私はこの年になっても、周りの同級生と比べると、健康で体力もあるし、曲がりなりにも生業にもなっているし、何より空手を通じて、多くの人と知り合えたことが良かったことです。
そして、その人脈こそが私の人生の宝物だと思っています。
今いてる道場生達が、ずっと空手を続けてくれるといいなぁ…
その為にも指導を頑張らないとですね。