8月28日 東成区今里道場一般部 空手練習

本日の今里道場の稽古に、珍しく石川さんが来てくれました。

奥田さんと石川さんは若く見えても、実は今年41歳で、壮年部になります。

以前にもこのHPに書きましたが、大人になってから、何か新しいことを始めて、しかもそれが続いているというのは、本当に素晴らしい事だと思います。

ただ好きな事をしているだけだと思われるかもしれませんが、何事も継続する事は大変で、暑い日もあれば、寒い日もあり、仕事で疲れている日もあれば、家事の手伝いや子守りで疲れている日もあるのに、道場まで来られて稽古する姿には、頭が下がる思いです。

本日の稽古内容は参加者も二人だけだったので、単発の技のミット稽古を多めに、ゆったりとしたペースで指導しました。

悠心会館では、年齢や性別に合わせて、無理のないレベルで稽古を進めていくので、少しでも空手に興味を持たれた保護者の方は、是非指導員まで声をかけて下さい。

8月28日 東成区今里道場少年部 空手練習

黄帯四人組が前で手本をしていますが、三年生の三人を差し置いて、二年生のあさひ君が一番背が高いです。

あさひ君のお父さんから聞いたのですが、この一年間、体重が変わっていないとのことで、道理でスマートになる筈で、そのため身長もより高く見えます。

空手を始めてから、サッカーも始め、最近は柔道も始めたそうで、その頑張りには頭が下がります。

空手の上達に、色々なスポーツや格技がヒントを与えたり、空手の稽古では鍛えられ難い箇所が鍛えられたりするので、私は道場生が、空手以外のスポーツや格技をすることに賛成です。

空手の為にサブミッションアーツレスリング(SAW)や、キックボクシングを習った私ですが、実はバレエも習いました。

身体が固いので、柔らかくなれば良いなと思ったのと、動きももっと滑らかになればと思って始めたのですが、すぐに挫折してしまいました。

もちろんレオタードなどは、着用していなかったのでご安心ください。

8月27日 生野区勝山道場少年部 空手練習

私が空手を指導する様になってから、30年近く経ちますが、ここ10年くらいで、かなり騎馬立ちが苦手な子が、増えてきている様におもいます。

苦手な子は、ガニ股になるケースと膝が曲がらないケースのどちらかか、両方のケースのことが多いですが、増えたのは膝が曲がらないケースです。

生活様式の変化などで、身体がかたくなった為なのでしょうか?

身体が柔らかいことは、もちろん空手をするに辺り良い事なのですが、それ以外にも、姿勢が良くなる、怪我がし難くなる、腰痛や肩こりなどになり難いなど、日常生活に於いても良い事だらけなので、是非、道場生の皆さんは家でもストレッチをしてください。

私が子供時代に、私の親の世代の話を聞くと、随分と生活様式も変わったものだと思いましたが、私の子供時代と今の子供達とでは、私が親の世代とに感じた程の、生活様式の変化は感じないのですが、それも私が歳を取ったせいなのでしょうか?

時代が変わっても変わらないものも有れば、変わっていくものも有ります。

空手はどっちなんでしょうか?

時代に合わせて変わっていかなければいけないと思う反面、変わることへの哀愁もあります。

空手自体は変わる必要が有るのか無いのかは、今の私にはわかりませんが、人も時代と共に変わっていくのですから、指導の方法は変えないといけないでしょう。

そして何より、先ずは私がもっと成長して変わっていかなければならない事だけは確かです。

8月26日 東成区片江道場 空手練習

ひなのちゃん、たいが君の幼児コンビも頑張っていた、本日の片江道場ですが、水曜日のこのクラスは、一時期は参加者が0ということも、年に数回ありました。

そんな参加者が少ない時期は、参加者がかずよし君一人だけということもしばしばありましたが、最近は多い時は十人を超すこともあり、徐々に活気も出てきて嬉しい限りです。

道場生が減ると、やはり色々と考えてしまい、「みだりに人の師となるべからず。みだりに人を師とすべからず。」という吉田松陰の言葉を思い出すのと同時に、本当に私みたいな者が、指導者になっても良いのかと自問自答してしまいます。

吉田松陰の言う師とは、もっと深い意味の「人生の師」的な師で、空手を教える程度のものではないかもしれませんが、いつかは道場生達に、空手の技術だけで無く、精神も指導出来るように、正に空手でなく空手道を説く本当の師になりたいものです。

その為には先ずは、自己鍛錬からやり直さなければなりません。

それは難しいことかもしれませんが、同じ吉田松陰の言葉に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」とあるので、夢は大きく、またその夢の実現に向けて頑張るだけです。

名言の多い吉田松陰ですが、「みだりに…」と「夢なき者に…」の正確な文章を確認する為にちょっとググってみると、「宜しく先ず一事より一日より始むべし」という名言も見つけましたが、まさにその通り出来ることから、少しづつ始めていきます。

しかし、改めて調べてみると、本当に素晴らしい名言を残している吉田松陰ですが、やはりそれだけ素晴らしい人だからこそ、幕末の志士達にあれだけの影響を与えられたのでしょう。

皆さんも是非「吉田松陰 名言」でググってみてください。

心に刺さる言葉が誰でも三つ以上はあると思います。

ちなみに私は見つけた名言が、10個以上ありましたが、全て心に刺さりました。

これからプロフィールの尊敬する人の欄には、吉田松陰先生も追加しようと思いましたが、「みだりに人の師となるべからず。みだりに人を師とすべからず。」と言われてるし、どうしたものでしょう?笑

8月25日 東住吉区桑津道場 空手練習

本日の桑津道場には、あまり桑津道場に来ないかいむ君とらいじ君や、たまに来るこうせい君や、体験の小学一年生もいて、いつもと違うバラエティに富んだメンバーで、桑津道場生には良い刺激になったかもです。

いつも稽古を行う一階は、国勢調査の為に使用出来なかったので、たまに使わせて頂く二階で稽古を行いました。

二階は和室で床が畳なので、転倒した時も怪我の心配がなく安心です。

ところで国勢調査には凄くお世話になっている我が悠心会館なのです。

国勢調査によって、町内ごとの年代別の人口がわかるので、新しい道場を出す時の参考にさせて頂いており、正に国勢調査様々です。

今も前回の国勢調査のデータを元に、西区と中央区の地図に、町内ごとの年代別人口を書き込んで、どこに道場を出すか決めているのですが、コロナのせいで出す時期を思案中です。

国勢調査と言えばその昔、まだ私が子供の頃、母がマンションの自治会の役員をやらされていた時に国勢調査があり、調査票を集めていたのですが、住人に思想が左寄りの教員の方がおられ、その家族が調査票を出さないだけなら良いのですが、「国勢調査はプライバシーの侵害だから、集めるのも止めるべきだ」みたいな事を言われ、母が困っていたのを思い出します。

思想は人それぞれですから良いのですが、その思想を他人に強要するのは良くないので、「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、私も気を付けます。

8月22日 東成区片江道場 空手練習

本日の片江道場の稽古には、午前の鶴橋道場の稽古に続いて、石川さんが参加されました。

鶴橋道場の稽古は長男と、片江道場の稽古には次男と参加されたのですが、お父さんが一番元気かもですね。

写真は基本稽古で、前に出てお手本をしている四人ですが、皆んなしっかりとお手本は務まったかな?

人が何かを学ぶ時には、ビジュアル的に学ぶことも多くあるので、前で見本をする道場生は責任重大です。

なので、その責任重大な場所にいる道場生の皆さんは、その責任の重さをしっかり認識して、良いお手本になって下さい。

以前にも書いた様な記憶がありますが、型や移動稽古が上手い道場があり、それは指導者の力もあるでしょうが、周りが上手いと、それらを当たり前の様に見てきた道場生も、また上手くなるということもあるでしょう。

そうなると、やはり私の責任が重大ですね。

そんな私を見てきた師範代、その師範代達を見てきた黒帯、その黒帯を見てきた茶帯、そしてその茶帯を見てきた緑帯…、まるで伝言ゲームの様な繋がりで、どこで歯車は狂ってしまったのでしょうか?笑

どこで狂っていようが、やはりそれは、先程の伝言ゲームの様に遡れば、私の責任ということになりますね。

まぁ、何も狂っていない事を祈りますが…

8月21日 東成区片江道場少年部 空手練習

“眠れる獅子”ことたいよう君は、組手は今でも強いのですが、なかなか甘えが抜けずに一皮剥けないです。

お兄ちゃんのあさひ君は頑張り屋さんで、身近に良いお手本がいるので、そのうち甘え気分も無くなり、本来のポテンシャルを発揮してくれることを期待しています。

私にも兄がいて、空手を始めたきっかけは父親に習わされたことでしたが、今でも空手を続けているのは、その兄の影響でしょう。

兄姉とは弟妹にとっては、凄く影響を与える存在であり、憧れや手本であると同時に、初めてのライバルでもあると思いますので、空手をやっている兄姉は、そのことを肝に銘じて、弟妹の良い手本となり、また時には壁となる様な存在になって下さい。

8月20日 生野区勝山道場少年部 空手練習

騎馬立ちからの肘打ちもきまっている上條姉弟、来週には審査を受審しますが、これなら昇級も大丈夫そうですね。

しっかり屋さんのゆなちゃんと、頑張り屋のはるひ君の二人は、いつも補習稽古にも参加して頑張っています。

本日の稽古は、審査前には移動稽古と型稽古が多かったので、ミット稽古を多めにしました。

白帯の上條姉弟も。色帯の先輩と同じ複雑なコンビネーションの稽古をしましたが、しっかり出来ていて感心させられました。

ミット稽古の時に号令に合わせて、いつもなら気合い(掛け声)を出しているのですが、コロナになってからは、飛沫防止の為に無言で、ミットを叩いたり、蹴ったりしています。

その為か、稽古中全般に渡り子供達の元気が無いですが、原因はそれだけではなく、日頃から大きな声を出すことを禁止されていたり、色々な制限のせいでストレスが溜まっているからかもしれません。

そんな子供達を見ていると、元気が無いからと、闇雲に叱るだけでは駄目なのかもしれません。

早くコロナも収まり、子供達も元気になり、大きな声が飛び交う道場に戻ってもらいたいものです。

まぁ、皆んなが元気になるまでは、私が皆んなの分も大きな声を出します!

8月19日 東成区片江道場 空手練習

稽古中は換気の為に、片江道場では入口の戸を開けているので、凄く暑いです。

元々家庭用の小さなクーラーが一台あるだけで、あとは業務用の扇風機を3台稼動させているだけなので、入口を開けていると殆どクーラーの恩恵はありません。

写真はそんな暑さにも負けず頑張っている道場生達ですが、まだ幼年の道場生達もお兄さん・お姉さんに負けずに、しっかり突きを突いていて、その姿は凛々しいです。

しかし、最近の暑さは凄まじく、指導しているこちらも、集中力が途切れそうになります。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」、この域にはまだまだで、修行が足りませんね。

なおこの言葉は、織田氏が恵林寺を焼討ちした時に、快川紹喜が残したものらしいですが、実際は違ったという指摘もあるみたいです。

でも、私はこれを織田信長に焼討ちされた比叡山延暦寺の高僧が残した言葉と教わり、それを今まで40年以上にわたって信じてきていました。

人は最初に教わったことを、鵜呑みにして信じる傾向があり、悠心会館の道場生は、初めて空手を教わるのは、私からという人も多いでしょうから、間違ったことを教えないよう、常に勉強し気を付けたいものです。

8月18日 東住吉区桑津道場 空手練習

本日の桑津道場の補強稽古は、みんなの好きな綱引きでした。

過去にはオリンピックの種目だった綱引きですが、オリンピックと言えば、果たして東京オリンピックは開催されるのでしょうか?

折角オリンピック種目に空手が選出されたのに、このまま東京オリンピックが中止になると、空手関係者の皆さんの落胆振りも大変なものでしょう。

何より代表選手は最初で最後のオリンピックになるかもしれないのに、そのたった一度きりのオリンピックが中止になると、何て言っていいかわかりません。

ご存知の方もおられると思いますが、私達が行っている空手と、オリンピック種目の空手は違っていて、私達の空手はフルコンタクト空手と呼ばれることが多く、オリンピック種目に選ばれた空手は寸止め空手とか伝統派空手と呼ばれることがあり、試合ルールも全然違います。

しかし、大きな括りで同じ空手関係者として、空手がオリンピック種目に選出された時は歓喜し、日本選手団の活躍を楽しみにしていましたので、この状況は本当に残念でしかありません。

空手が正式種目に選ばれ、これからもずっとオリンピック種目として採用される事を祈るばかりです。

「どんなトラブルが起きても微動だにしない。
そんなレベルに達するまで人生の修行は続きます。
弱音を吐かず覚悟を決めて。」

美輪明宏さんの言葉です。

難しいことですが、正にこの言葉の通りに生きた知り合いの空手家がいたので、コロナ禍で道場生の皆さんも色々あると思いますが、修行に励んでどんなトラブルにも負けない空手家になってください。