3月27日 東成区今里道場 少年部 空手練習

本日の補強稽古はジャンピングスクワットでしたが、自分が思ってる程高く飛べていないものです。

なかなか道場生達も自覚がないので実際に動画を撮って見せてみましが、やはり感想は自分が思っている程飛べていないと言うことでした。

何事においても自分が思っている程出来ていないのが常なので、謙虚になり、一生懸命に取り組むことが大切です。

私も空手の試合において勝ったと思っても負けたり、引き分けになることは多々ありますが、負けたと思って勝っていたことというのは殆ど皆無です。

学生時代のテストの点数でも同じことが言えると思います。

100点を取れたと思えば90点、80点が取れたと思えば70点、30点と思った時はもう目も当てられない点数でした。

人いうのはどうしても自分に甘いものです。

言い訳を探せばいくらでも見つけられるもので、自分に都合良く考えてしまうものです。

なので自分には厳しく、他人には優しくしてやっとバランスが取れるものです。

自分は出来ていると思っていても、実は出来ていないと言うことは多々あるので、他人が出来ていないことはもう一度よく振り返り、本当に自分が出来ているか確認する必要があります。

「人の振り見て我が振り直せ」、昔の人は本当に良いこと言いますね。

3月27日 東大阪市 岩田道場 空手練習

本日の練習は東大阪市岩田道場です。

中学への進学を機に空手を卒業する子も多いです。環境が変化すれば致し方ない事ではありますが、少し寂しいのも事実です。空手で培った精神力で何事も乗り越えてほしいものです。そしてカムバック待ってます!

3月25日 堺市金岡道場 空手練習

押忍、さかきばらです。

この日のコンセプトは「倒す技」。

空手を稽古している以上、技の最終目標は相手を倒す事です。

しかし実力の拮抗した相手から技あり、一本を奪うのは簡単ではありません。ましてや一発勝負の試合では尚更です。

そこで、限られた時間内で勝利にこだわる為に相手に致命的なダメージを与える事を諦め、手数や動きのスピードで勝負して判定勝ちを狙うことがあります。

競技としてのルールが存在する以上、ルールを有効利用せずに負けてしまう事は非常に情けない事であり言い訳の余地はありません。

しかし判定勝ちを狙う戦略の際にも軽い技で終始するだけではなく、隙あらば倒す技と気持ちを持っておくことは大切な事だと思います。試合中に怖い技を一回でも見せておけば、相手が緊張してより自分のペースで試合を進めやすくなるでしょう。また相手に先に技ありを奪われた際には、否応なく技ありを取り返す試合プランに変更を余儀なくされます。

普段から倒す意識を常に持ち稽古していきましょう。

3月26日 生野区勝山道場 一般部 空手練習

本日の勝山道場の稽古は、いつもの301号室より少し狭い206号室は、狭過ぎる程でもなく、鏡もあるので悪くないのですが、床がピータイルなのが難点です。

ピータイルと言うと私が大学時代に通っていた極真会館姫路道場を思い出します。

当時の姫路道場は1回の一般部の稽古に30人くらい集まる道場でしたので、雨の日は大気中の湿気と道場生の汗で床が濡れて、よく転けたものです。

あの頃は1回の稽古に大人が30人以上集まる道場がちょこちょこありましたが、今でもそんな道場はあるのでしょうか?

あの頃のように空手をやる大人が増えればいいのですが・・・。

変えても良いものは改良し、残すべき伝統はそのまま伝えていきながら、人々が求めてるものを提供出来る道場なら、大人の道場生も集まるでしょうから、その様な道場を目指して活気のある一般部にしていきたいものです。

3月26日 生野区勝山道場 少年部 空手練習

本日の勝山道場の稽古はいつもの301号室ではなく206号室での稽古となりました。

いつも一番早く道場に来て道場の準備を手伝ってくれるなりひと君が、今日は準備を手伝ってくれた後は、301号室の前で後から来た人を206号室に案内してくれました。

空手の稽古を頑張ってる子も素晴らしいですが、陰で手伝ってくれてるなりひと君も同じくらい素晴らしいと思います。

彼は勝山道場と鶴橋道場の稽古に参加しているのですが、非常に出席率も良く、最近は苦手な組手でも、自分より強い相手に立ち向かっていけるようになってきました。

人にはそれぞれ得手不得手があります。

得意な事を伸ばすことは勿論良い事ですが、苦手な事を努力で克服する事も同じかそれ以上に素晴らしい事だと思います。

空手でも得意な技を稽古している時は気持ちの良いものですが、苦手な技を稽古している時は気持ちものらなく、ついつい諦めてしまうものです。

私も20代の頃までは、後ろ回し蹴りの稽古をしなかったので組手で出すこともありませんでしたが、30歳を過ぎてから、ロシアの選手が凄い後ろ回し蹴りを試合で出し、一本勝ちするのを見てから稽古をする様になり、なんとか人並みには蹴れる様になりました。

道場生の皆さんも苦手だからとか、今出来ないからといってすぐに諦めるのではなく、頑張って努力していきましょう。

栄光に近道なし!

3月26日 東大阪道場 大学受験合格祝い

練習終わり、からの焼肉。いや〜ソフトドリンクが美味い!

本日は三人の合格祝いです。いや〜本当におめでとう㊗️よく頑張りました!私が東大阪に空手道場を開いてはや10年。彼らは小学3年生で三人揃って入会した第1号の道場生でした。この10年間、怪我や受験で休会した事もありましたが、よくここまで続けてくれたと思います。今振り返れば彼らは第1号の道場生という事もあり期待もしていたので、かなり厳しく指導した事も多々ありました。

幼馴染の彼らですが、その個性は三者三様。優作君はとにかく真面目。出された課題をコツコツ積み重ねていく努力型とでもいいましょうか。遂には黒帯まで上り詰めました。陸葉君は天真爛漫なお調子者のムードメーカー。しかし芯は強く試合で指を骨折しながらも棄権する事なく次の試合に挑んでいた姿を思い出します。兵吾君は三人の中では一番小柄でしたが、そのハンデを技術と精神力で補ってました。やはりライバルには負けたくないとの思いが相当強かったのだと思います。

「組手で強くなれない」「学校でクラブを頑張る」「勉強が苦手で塾に行く」といった理由で残念ながら空手を辞めてしまう子が多くいます。そんな時決まって私は彼らの事を話します。「君達の先輩には、学校や塾の勉強も頑張りながら、さらにクラブも頑張って、空手で黒帯になったり試合で優勝した人達もいるよ」と。確かにクラブも大事だし、勉強は一番大事です。親御さんの教育方針もありますし、それらの理由で空手を辞める事を非難している訳では決してありません。しかし空手を続ける事により、多くの物を得る事ができ、それが勉強や私生活にも活きてくるのではないか?彼ら三人を見ているとそう思わずにはいられません。もちろんそれは彼らの元々の資質であったり親御さんの素晴らしい教育の賜物であって、私の空手指導ももしかしたら数%関わっているのかも?とはあくまで私の希望です(笑)しかし彼らが私にとって自慢の弟子であり、誇りである事には変わりありません。先輩として後輩達にあるべき姿を示し続けてくれた事には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとう。

彼らが頑張り抜いた「空手」が彼らのこれからの人生において少しでも支えになればこんな幸せはありません。私も彼らを見習わなければなりません。正に弟子に学ぶ。彼らが築いてくれた伝統をこれからの子達に伝えて行くべく私も精進いたします。

優作君と陸葉君は大阪を離れてしまうので、会う機会が少なくなってしまうのは寂しい限りです。たまに大阪に戻って来た時には是非道場に遊びに来て欲しい物です。兵吾君は大阪にいるので復帰待ってるよ〜。