稽古が終わって最後の挨拶の時の姿勢にも心の強さが表れます。
どんなに疲れていても、背筋を伸ばしている道場生もいれば、疲れた様子が手に取るようにわかる道場生もいます。
試合中も疲れた様子を見せる対戦相手もいれば、全くのポーカーフェイスで立ち向かってくる対戦相手もいて、どちらが嫌かと言えば勿論後者です。
「武士は食わねど高楊枝」という言葉がある様に、日本では人に弱みや無様な様を見せないことに対する美学みたいなものがあります。
道場生の皆さんも日頃の姿勢がここ一番の時に出るので、いつでもだらけた様子を見せずに稽古に挑むようにしてください。
時には痩我慢も必要です。
少しくらい疲れたとか、怒られたくらいで決して泣かないように!