稽古中は換気の為に、片江道場では入口の戸を開けているので、凄く暑いです。
元々家庭用の小さなクーラーが一台あるだけで、あとは業務用の扇風機を3台稼動させているだけなので、入口を開けていると殆どクーラーの恩恵はありません。
写真はそんな暑さにも負けず頑張っている道場生達ですが、まだ幼年の道場生達もお兄さん・お姉さんに負けずに、しっかり突きを突いていて、その姿は凛々しいです。
しかし、最近の暑さは凄まじく、指導しているこちらも、集中力が途切れそうになります。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」、この域にはまだまだで、修行が足りませんね。
なおこの言葉は、織田氏が恵林寺を焼討ちした時に、快川紹喜が残したものらしいですが、実際は違ったという指摘もあるみたいです。
でも、私はこれを織田信長に焼討ちされた比叡山延暦寺の高僧が残した言葉と教わり、それを今まで40年以上にわたって信じてきていました。
人は最初に教わったことを、鵜呑みにして信じる傾向があり、悠心会館の道場生は、初めて空手を教わるのは、私からという人も多いでしょうから、間違ったことを教えないよう、常に勉強し気を付けたいものです。