押忍、さかきばらです。
この日は雨のせいか普段と比べて少な目の出席者でした。
来週は昇級審査ということもあり、型を行いました。受審予定者はさすがに順番はばっちりでしたが、細かい箇所の注意が多かったです。しっかりと各自修正して審査に臨んで下さい。
話は変わりますが、道場での挨拶はきちんとしましょう。練習中は勿論ですし、道場の出入りの際に挨拶を受けた(聞いた)道場にいる人も挨拶を返しましょう。今日も帯が上の人(茶帯の中学生ではないよ)には気になりましたので練習前に注意しました。
普段から耳にタコができる位言っていると思いますが、帯が上の人には責任があります。帯が下の人のお手本になってもらわないと上の帯を巻いている意味がありません。
稽古中はなかなか説明して注意する機会はないかもしれません。ですが、自分の態度でお手本を示す事はできます。背中で語るのです…「スゴイなあ」「カッコイイなあ」「上手いなあ」「強いなあ」「キチンとしているなあ」「こんな風になりたいなあ」と思われる先輩になってください。
稽古の前後や休み時間には口で説明することもできるでしょう。空手のアドバイスができれば素晴らしい。他にも、あいさつ・くつやトイレのスリッパのそろえ方・あぶなくない遊び方などなど、教えてあげられる事がたくさんあります。
お手本になろう、教えてあげようと意識することで周りに気が配れる人になることができます。また当たり前ですが、自分がきちんと出来ていないと他人を注意できません。説得力がないですよねー。ですから自ずと1つ1つの物事に対して誠を込めることができるようになっているでしょう。相手を成長させてあげようとする気持ちが、自分の成長に繋がるのです。